hoofと言うシューズメーカーが作品の中で偶然に生まれた。作品の中の登場人物が先の膨れ上がった靴を履いていたのだ。
その靴を履いている一人が、二足歩行をしているトナカイ。なんで先が膨れ上がっていたのかがその時わかった。彼らはヒヅメを保護している。
有蹄類の足の力はものすごい。パワフルだ。それにあやかってhoof(ヒヅメ)と言うブランドが生まれた。
有蹄類の方々以外でもお使いいただけます。もちろん人間も。
1面
size:H100×W100×D36
price:¥5,400(税込)
天灯鬼、竜灯鬼という対の彫刻が日本にはある。仏の足元を照らす灯篭を1000年以上担いでいる。こうした仏の眷属のいくつかは、かつて仏教とヒンドゥー教などその他の宗教との軋轢や習合の際、象徴的に仏教に取り入れられたと考えられている。いわば敗者として従わせられていると言っても良い存在である。
ただこの彫刻には力強い生命力に満ちている。生き生きと、でもそことなく哀愁すら漂っているその姿はツノが生えて居ようと、牙が飛び出て居ようとそこに立っているひとのようだ。
それら眷属がどういう想いで1000年に渡る苦役を耐えているのか?そこに何を抱えているのか?
この絵で担いでいるのは「素数」。
割り切れない数字を担いでいる彼らはどんな想いと記憶を持っているのだろうか?
1面
size:H400×W200
price:¥23,000(税込)
日本には明確な宗教がないと言われることがあります。それには様々な原因が考えられますが、その一つに古代アニミズムの思想があると考えています。八百万の神という言葉があり、様々な自然や人間が作り出したものも含め、全てに神が宿っているという考え方です。
日本には古くから神道と仏教の二つの宗教の流れがあり、そこには動物神の姿も描かれてきました。日本のマンガやアニメにも擬人化されたキャラクターが数多く存在するのも、この文化の背景が関係していると思います。
ここに描かれている動物たちの目は人の目です。これは人格の象徴として描かれていると受け止めてもらっても良いですが、日本人が動物の人格をどう受け止めているかの事例として感じ方を確認してみてください。
1面
size:H600×W200
price:¥36,000(税込)